鏡の四季「春」メモリアル・フォト

1998.10.27-28 @タイニィ・アリス

工事中



「鏡」の食卓にようこそおいで下さいました。
メニューは下記の順に召し上がっていただきます。
2日間とも、メニューは同じでございますが、その日の天候、味わっていただくお客様によっても多少異なるかとも存じますが、「春」の食材をその日のハーモニーで味わっていただければ、幸いに存じます。

千賀ゆう子


プロローグ
prologue

1. 街
 on the street

2. 花の下
 under the blossoms

3. 恋1
 love 1

4. 鳥1
 birds 1

5. 花を切る
 cut the flowers

6. 重要日誌1
 daily news

7. 風景1
  landscape 1



インターリュード
interlude

8. ひな祭り
 the Girl's Festival

9. 眠る
 sleep

10. 鳥2
 birds 2





11. 恋2
 love 2

12. 重要日誌2
 daily news 2



13. ゆれる
 vibration

14. 風景2
 landscape 2

エピローグ
epilogue


ほんのつかの間の金沢の春が鏡の中に満開に咲き乱れて、鏡花の女が通りすぎていきました。

(今井淑恵)

まずは、この世の中の誤解から紐といてみたい。
大人も子供も地球は美しいとか、人間は素晴しいとかの術(すべ)を知れれば OK なのだから。

(塩澤文男)

今回、千賀さんちに食事に誘われたのですが、その前にひと仕事とのことで、えー、食事にありつくためにはぜひもなく……うー……千賀さんちに新風を吹き込めればおいしい食事にありつけます。

(田村泰二郎)

すべての人は歴史の最先端を生きている。
そして世界には無数のリンクが張られている。
俺は、全身の毛穴から入り込んでくる世界を感じながら走り続けていたい。

(丹下 一)

曖昧ナ現実 確定スル幻想
生キルコトノ想像 ソノ為ニ映像ハ生マレタ
現実ト幻想ニ浸ルナ
ソノ引力ヲ断チ切ル為ニ想像シロ
アラユル矛盾ニ…
「カツテ…春ニ別レヲ予感シタ君ヘ」

(ナシモトタオ)

季節はめぐらない。移り変わらない。人が変わるだけだ。

(平島聡)

屋根に登って昼寝をしていたら
おなかが冷えるよォ〜と下から声がした。
起き上がってみると、かっぽう着姿の祖母の後ろに
こぶしの花が咲いていた。

(水木 夏)

春とはその想いを自分なりに音にして、役者さん他皆で何かを共有したいと思いました。
「春」は辛くも楽しいのもですね。

(水野俊介)

限界は、
到達に仕切られた力の及びではない。
むしろ力が差し込む切っ先の反射が
新たな表層をあらわにする
光源は限界に生まれ
反射は、限界をあきらかにする
限界はそれらと共に生きている。

(宮向隆)

「生きる」とは、ただ流れに身をまかせ
たいくつな時間を ぬりつぶしていくことではないだろう。
自分を映し出す鏡を誰もが持っている。
現実と夢が、いつしか溶けあい
真実(ほんとう)の自分の姿を見ることができたなら
満開の桜の木の下で永遠の眠りにつきたい。

私は、1世紀は生きる。

(りは)


鏡の四季「春」(タイニィ・アリス98)
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